<はじめに>
お久しぶりです。初めましての人は初めまして。KTと申します。
今回はRose Tower Top8 でマネーフィニッシュすることができた自慢の構築を簡単に紹介していこうと思います。
れっつごー！
<環境考察>
まずはKTブログ名物の環境まとめから！
新環境に多く見られた並び
ザシアン
テンプレですね。プレイでどんな構築にも勝てる理想の構築だと思います。
カイオーガ
これもテンプレ。カイオーガの潮吹きを上から押し付ける構築です。
黒馬バドレックス
これもテンプレ（3回目）。こくばがつえぇ...
エレキを入れるとほぼ全ての追い風構築に有利だと思います。
VR優勝構築。たまに見る程度という認識。
強いのはパルキアというよりツンデツンデとモロバレルな気がします。
ゼルネアス
テンプレ（4回目）。炎タイプがめちゃくちゃ強い。ザシアンにも勝てる。あくまで僕の体感ですが今一番多い構築だと思います。
ムゲンダイナ
ちょくちょく当たる伝説ポケモン。研究が進めば強そうなポケモン。今後に期待です。
このように大会で結果を出した構築とそれをメタする構築(今回は未掲載)が現環境を作っています。少なくとも上記の構築に勝てないと高い勝率を出すのは難しいと感じました。
<構築経緯>
1．ダイマックスが無くなり、ポケモンのHPが2倍になることがないため高火力全体技の押し付けが強い
2．猫騙しが強い環境に先制技無効のアマージョが刺さっている
3．カイオーガが好き
上記の理由によりカイオーガの構築を組むことになりました。
まず構築となるカイオーガを通すうえで必要なS操作枠。
レジエレキより先に追い風を貼らないといけないため、特性いたずらごころを持ち先制で追い風を貼ることのできるトルネロスを採用。他にもエルフーンやファイアローも候補の一つですが、トルネロスがカイオーガに弱点を突いてくる草タイプに対して暴風という強い打点を持っている点と凍える風で追い風に加えて相手のSを下げられる点を高く評価したため不採用。
こうしてトルネロス+カイオーガから構築をスタート。
次に先ほども述べた通り、相手の先制技を防ぐことができるアマージョを採用。
カイオーガやトルネロスを簡単に処理してくるゴリランダーやレジエレキに強い点、見かけによらず高耐久である点が素晴らしい。
あと見た目も女王様っぽくて良い。踏まれたい。
追い風ミラーや追い風が必要ないときにS操作することができ、自身も高火力で殴ることができるレジエレキを採用。霊獣ボルトロスは電気無効かつヘドロ爆弾でゴリランダーに打点があることから採用を検討しましたが、自身のSが爆速ではなくレジエレキのほうがこの構築には適していると考えたため不採用。
ここまでの4匹でかなり広範囲の相手に対応することができ、残りの2枠をどうするか非常に迷いました。
試したポケモンは以下の通り
相手のトリックルームやパルキア、ガオガエンやゴリランダーに対して強くしようという意思を感じますね。
結局
1．追い風+黒バド+レジエレキに勝てる点
2．明らかに数を増やしていたゼルネアスに勝てる点
3．トリル下のカイオーガも強い点
以上の理由でトリックルームを構築に組み込み、ゼルネアス+モロバレルにメタを貼るためツンデツンデとイエッサン(♀)を採用しました。
対トリックルームにも柔軟に対応することができ、とても気に入りました。
こうして追い風とトリックルーム両採用の相手に合わせて素早さマウントと取りながら戦うことのできる並びが完成しました。
<個体解説>
追い風起動役。
エアスラッシュでは火力が足りていないため暴風を採用。
守るを切っているがアマージョと一緒に出して追い風+蜻蛉返りで盤面を作っていくことがほとんどなので倒されても問題なく、特に気にならなかった。
追い風ターンを無駄にせず素早くカイオーガ+レジエレキの盤面を作りたいため持ち物は脱出ボタンに。
火力が欲しいため控え目にしてしまったがウーラオスと同速になってしまっており、取れる行動が一つ減ってしまったので臆病の方がよかった。
本構築のエース。
黒バドレックスに対しては基本トリックルームで戦っていくこと、ザシアンをワンパンできる可能性を放棄したくないことから控え目で採用。
ハイドロポンプの枠を熱湯にしている構築を頻繁に目にするが、HPを削られたあとに相手のポケモンをワンパンしないと負けな盤面が多く、火力不足なため熱湯は不採用。
今大会のMVP。
陽気A252ザシアンのA+1きょじゅうざん確定耐え。
臆病C252黒バドレックスの珠アストラルビットをダブルダメージで最高乱数切り2発耐え。
追い風を貼ったあとでもザシアンや黒バドレックスの下から蜻蛉返りを打ちたいため素早さは伸ばさず。
火力を削って耐久に回しているが困ったことは一度もなかった。
相手のゴリランダーやモロバレルをトリプルアクセル+カイオーガのしおふきで倒すことが出来る。
並の攻撃集中ではアマージョを削りきることはできず、蜻蛉返りで生還して先制技無効のアドバンテージを維持することができる点が非常に強力。
飛び膝蹴りを打ちたいポケモンはカイオーガで倒すことができるため不採用。
パワーウィップは命中不安なこと、試合を決める一手になりえないため不採用。
グラススライダーは命中安定なことに加えて、相手のゴリランダーの特性グラスフィールドにタダ乗りすることができ、相手の不意を突くことをできる点を評価し採用した。
【追記】
チョッキ以外のアイテムを持たせて手助けを使えるアマージョも試したが、手助けが必要なタイミングが特になかったため不採用にしました。
S操作兼アタッカー枠。
カイオーガと並べたときの制圧力が高い。
電磁波の枠はしんそくにしてた時もあったが電磁波は追い風ミラーや追い風ができないとき、盤面が作れないときに電磁波を撒いておく時間差のS操作が強力なため採用。
トリルパに対して味方のポケモンを麻痺にして勝った試合もあったため、個人的には満足している。
トリル兼トリルエース。
このルールのツンデツンデはダイスチルからのボディプレスができず、ビーストブーストでAを上げるツンデツンデを使い得だと思ったため、B17S0の寂しがり個体を採用。
ジャイロボール、岩雪崩、トリックルーム＠1にボディプレスを採用するメリットもあまりない気がした。
持ち物は相手のモロバレルに止められることを嫌って防塵ゴーグル。
怒りの粉を無視できる点がとても強かった。
厄介なガオガエンはカイオーガで楽に処理できることからあまり選出されず、白いハーブや命の珠で火力を補佐しなくても快適にプレイすることができた。
ワイドガードは相手のカイオーガや黒バドレックス等への立ち回りの幅を広げるために採用。使用頻度、使用感ともにとてもよかった。
トリル補佐+盾役。
トリルをしない選出に組み込むことも多く、フィールドを貼り変えることができる便利なサポート役。
陽気A252ザシアンのA+1きょじゅうざんを確定耐え
意地A252ザシアンのA+1きょじゅうざんを乱数50％耐え
持ち物は場持ちを意識してオボンの実を採用。
サイコシードと最後まで迷ったが、イエッサンを交代することが多かったためオボンになった。
構築的に黒バドレックスへのメタであるシャドーボールは必要に感じなかったため不採用。
<基本選出>
相手に合わせて柔軟に選出できるようになっているので、選出パターンはたくさんありますが、長くなるので基本的な選出だけ書きます。
1．追い風選出
先発:+
後発:+
初手追い風+蜻蛉返りから入ってトルネロス+カイオーガを展開します。
2．トリル選出
先発:+
後発:+
初手指トリルorトリル+ワイドフォース。
その後的確に相手を倒して制圧。
従来のトルネオーガの構築よりさらに展開力を意識した構築になっています。
<後語り>
出場した大会は毎回top4やtop8止まり、ランクマも1位を取ることができず、ポケモンに取り組んでいるのに結果が出ない現状に不貞腐れてポケモンカードに浮気した結果ポケモンカードもVGCも勝ち切ることが出来ずに終わってしまいました(泣)
悔しいし、自分のアホさが許せないので今後はより厳しくポケモンに取り組んでいこうと思います。
拙い文章だと思いますが最後までよんでくださってありがとうございました！
構築に質問や感想は@KTnnnn3までよろしくお願いします。
